字の個性を伸ばす指導

確かに、お手本どおり書くことも大切
しかし、・・・

他の教室で習っていた方も安心してください

私は、亡 恩地春洋先生と現師 小林琴水先生(毎日展 評議員 公益財団法人書道芸術院)会長の玄遠社および春洋会に所属しています。
確かに、所属する団体や流派により、理想とする文字のバランスや筆の使い方には違いがあります。
私自身、25才頃、私の師事していた先生(玄遠社所属)が引退されて、他の団体が主催している習字教室に通ったことがありました。
その時の指導の違いについてのとまどいは今でも覚えています。
初心者の方や他の教室で習ってきた方が、私の書けないような伸び伸びとした活きた字を書いておられるのを見ると、すごく嬉しくなってしまいます。
指導すべき点が全くない方はおられませんが、生徒さん一人一人の字が持つ個性を私は尊重したいと思っています。
生徒さんの字のいい所を伸ばすことができず、反省することもまだまだありますが、理想は「いい所を伸ばす」ことだと確信しています。

アットホームな雰囲気

お稽古は、自宅の一部で行っており、少人数しか入れない教室です。
かしこまった肩の凝る雰囲気ではありません。
我が家にいるようにリラックスして、お稽古して頂ければと思います。
私自身おしゃべりな方で、シーンと静まり返った中、黙々と習字をするのは好きではありません。
もちろん息をひそめて、書に集中する瞬間もありますが、お稽古中はできるだけ生徒さんとリラックスしてコミュニケーションを取ることを心がけています。
書いた字だけでなく、生徒さんが何につまづいていて、何が気になっているのか、上手く書けたことを喜んでいらっしゃるのか、一人一人との会話の中から感じたいからです。
会話を楽しみながら、一緒に書いてみたい方どうぞお気軽にお声かけください。